ヒーリング・サギュア
サキュバスが耳元で囁くこの言葉が、脳内に心地よく響き渡る

回復するのはキモチイイ、乳首を弄るのはキモチイイ…
単なる回復魔法のはずなのに、エッチな行為を求められて違和感を覚えながらも
勇者には抵抗する力すら残っていない

たしかにHPが徐々に回復するのを感じるが、同時に頭がだんだんボーっとしてきて
何もかもどうでもいいような気がしてくる
口元はだらしなく緩み醜態をさらしている気がするが、キモチイイからどうでもいい♪

難攻不落の魔王城に攻め込み
ついに魔王の待つ扉の前までたどり着いた勇者
しかしここ至るまでに力を使い果たし
HPゲージは赤く点滅していた

視界は狭くなり、動くのも辛い
せっかくここまで来たのに…
地面に倒れ込んだ勇者の頭上から、甘く優しい声がかけられた

「私があなたを、回復して差し上げます♪」

四方八方から脳内に響き渡る、サキュバスの甘い呪文
耳奥がゾクゾクとして、悪い魔法が効いてしまう実感を伴う
ダメなのに、ダメなのに、快楽に抗えなくなってゆく背徳感で
深い深い絶頂に堕ちるひとときをお楽しみください。