◆STROY◆
「……頭、バカになる程、いっぱい……シよ?」
主人公とは小さな頃からの幼馴染で、ずっと恋心を寄せていた。
だが居心地の良い距離感が崩れることを恐れるあまり、何度悩んでも告白できず。
そのうち、主人公が別の女の子と結ばれたことを知る。
もちろん大きなショックを受けるが、主人公のことを考えた結果、二人を応援することを決意。
以降は卒業まで、幼馴染として健気に振る舞い続ける。
しかし卒業の際、別々の進路となった主人公を想う気持ちが爆発してしまう。
結果、身体を結んでしまうものの、それはこころにとっても複雑な思い出となってしまう。
一年後、彼女との関係が悪化した主人公から連絡をもらい、会いに行く。
寂しさから求められていることを察してはいるが、それでも主人公に体を許す。
そして行為が終わった後、主人公の携帯に彼女からのメールが来ていることを確認したこころは、
自分の恋心が激しく燃えることを自覚しながら、笑顔を見せて主人公に帰るよう促す。
どんな時でも離れていても、主人公を大好きだと思っている人が居ると伝えて。
「2番目」という言葉は、家族でも恋人でもなく友達でもない特別な立場を表し、
いつも応援しているという意味を込めたエールとして使われる。
「…彼女さんと上手くやりなよ…ッ
頑張れ私の初恋泥棒っ」