窓から差し込む朝の光に目を覚ます。
微睡みながら目を開けるとそこには私の胸に顔を埋めて眠る息子の姿。

瞬間、走馬灯のように蘇る昨夜の艶めかしい記憶。狂おしい母と子の一夜。

私の中に息子が残した白濁した愛の雫は
そこから溢れ出し私の股の下に染みを残す。
そこで私はこれが夢でないことを悟った。

私たちは許されざる罪を犯したのだと。
血の繋がった母と息子が打ち震えるような快楽に溺れて生殖の行為を行ってしまったのだと・・

北村洋子　47歳

高齢出産であなたを産んでくれた母親。
専業主婦をしていたが、ある日借金を残し失踪した旦那のせいでその生活は破綻。

まだ学生のあなたを養うために六畳一間のアパートへ引っ越し、家事とパートを精いっぱいこなしている。

慣れないパートと貧乏暮らしで身体と心が疲弊していくなか、支えてくれる相手もいない寂しさから熟れた肉体は温もりと性の悦びにどうしようもなく飢えていく。

そして、あなたもまた母親との距離が近くなった狭いアパートの暮らしで母親を女として意識し始めて・・・・