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遠島陽毬は先輩で、大学生であるあなたと付き合っている。
明るくて、可愛くて、人懐っこい彼女はあなたのことが大好きだ。

たくさんの思い出を彼女と重ね、可愛い彼女のことをたくさん見てきた。

……けれど、どうしても一つだけ、足りない。

きたる夏休み。
来年からは一緒に住むのだからと押し切られ始めた一週間の同棲生活。
その最終日。

「――どうしても、寝取らせをやってみたい」

最愛の彼女を寝取らせて、その末に二人はどうなっていくのか。
これはビギナーが玄人になるまでのお話。

遠島 陽毬 – とおしま ひまり

あなたとは一年以上の付き合いで、あなたより一つ下の内弁慶なオタク女子。
気分屋、人見知り、猫っぽい。
あなたにだけ人懐っこく、あなたにだけはワガママを言う。
実は付き合うまでに一年以上かかったのでこじらせている。
そのため、「一緒の大学で同棲したい!」と意気込んでいる。
……それだけ意気込んだのに「他の男に抱かれてほしい」と言われた彼女の胸中やいかに。

1 なんか寝取らせ?　っていうのをやってみたいって言われちゃって
2 その……じゅんさん、との方が、気持ち、よく、て。
3 先輩のせいで、本当に…あの人のセフレになっちゃうかも
4 とても不本意なんですが、二回目です。あのマゾ彼氏黙らせる感じだとありがたいです
5 なり、ます…せふれ、なります…
6 じゃあ先輩。二度と名前で呼ばないでください
7 悪いと思ってるなら、することあるんじゃないんですか。
8 ???

本編　約1時間25分　+　SE差分